久しぶりに会う人と呑みに行った。
会うのは7年ぶりぐらいだったので、話すのは前回の復習から。
お互いにそう正確に覚えていない。
あれから何があったか、そして当時の話になる。
懐かしい名前が引き出されてくる。
会って呑むとは、記憶の再確認だろうか。
呑むときの話なんてそんなものかもしれない。
深刻な悩みを相談する必要なんてないし、口角に泡を浮かべて議論するなんてしない。
変わらないことを確認するために話すということだろうか。
例えば新しいことをしていても、そこまでの話にはならない。
いや、相手によるのだろう。
それはそれでそういう息抜きも必要だろうか。