日々のぼんやり

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ゴールデンウィークの深層に潜むブラック企業の現実

世間はゴールデンウィークなので、カレンダーに従って休んでいる。

こういう時にサラリーマンで良かったなと思う。

例えば飲食店だったら稼ぎ時だし、メディア系だったら曜日と関係なく休んだり働いたりだし、自営業だったら曜日なんて関係なく働くだろうと思う。

曜日に甘えて、は?祝日だし?なんて休んでいられるのが、サラリーマンの醍醐味だろう。

そんなことに気づいたのは、20代早々だったのだけれど、案外そう思っていない先輩、上司はいた。

土日で取り返して、代わりに別の日で休めばいい、という事をしたがる輩はいる。

ましてや、年末年始、ゴールデンウィークは集中的に何かを成し遂げるのに理想的な時間だと考えている輩なのだ。

サラリーマンとしての醍醐味より、何かを成し遂げたいという欲望に時間を売り渡していることを自覚しているのか自覚していないのか良く分からない。

だが、そう考える輩が指揮命令系統に並んでいると最悪で、誰もが土日祝日に出たがり、平日の仕事が疎かになる組織が出来上がる。

当然ながら平日の仕事を疎かにして良いわけは無くて、平日も仕事、土日にも仕事、休みは休めるときに休めばいい、というブラック企業の種が生まれている。

そもそも、ブラック企業という言葉が生まれていなかったか、定義が曖昧だったのだろうと思うけれど、当人たちは当然のことをしている、俺たちはがんばっている、やる気のあるやつはついてこい、やる気のない奴はどうにか巻き込んでしまおう、と考えている。

ブラック企業を生み出しているのは、ひと握りの変わった経営者によるのではなく、前向きな仕事好きな輩によって、今でも生み出されていて、言葉や定義や規制や決まりが生み出された現在は、もっと水面下に潜り込んで見えなくなっているのだろう。

などと、祝日の朝日の中で考えた。

 

タイトルはAIが考えたものを、ちょっとエディットした。

ちょっと饒舌だったのでね。