日々のぼんやり

何か書いてみる。書いてから考える。

読んだつもり分かったつもり

今週のお題「最近読んでるもの」

本についてはメインブログのほうで、実際何を読んだか書いているので、同じようなことは書かなくてもいいかと思ってる

でも、読んでから書いているので、なぜそれを読もうと思ったのかは書いてあったり書いてなかったりしている

本を読む理由というのは、幾つかあると思うのだけれども、何かを知ろうとして読む本は、既に自分の中にある答えとの答え合わせに過ぎない

10%でも20%でも前提となる何かしらの知識を持って、こうなんじゃないかと思っているから、あ、やっぱりそうだったんだ、とか、あれ?全然違うじゃんという感想が生まれてくるのだろう

本当に真っ新の状態で本を読んでしまったら、たぶん荒野を彷徨うようなものだ

地図を持たなければ、本の中で遭難してしまう

しかし一方で、地図に頼り過ぎて読み進めてしまうと、読んだつもり分かったつもりになってしまう

あぁ、なるほどそうだよね、分かってる分かってる、と思ってページを繰るのが早くなるのは要注意

自分の場合、実用書の類がその危険性が高くて、ビジネス書は特にそうなりやすいような気がしている

最近はそんなビジネス書やら実学的な本が続いたので、読んだことのない言葉に惑わされて、地図の通用しないところに連れて行ってくれる本をそろそろ読んでみたいと思っている